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看護の現場で輝く方法

2.面接の極意

ライター:紫城 柚美
1.好印象を与えるにはどうしたらよいのか?
言わずと知れたことですが、見た目の第一印象は大事です。もちろん外見がすべてではないのですが、清潔感のある服装・髪型は必須です。化粧はナチュラルメイクが望ましいです。

さらに、面接者の方向をしっかり向いて目を見ながら、質問に対して答えます。また、質問を受ける時は時々頷き、相槌を打つような感じで聞くとより印象がよいでしょう。真摯な姿勢を印象付けることができます。
2.よく聞かれる質問
転職に限らず面接の場合は、面接担当者が一通り、採用候補者である「あなた」に先に質問をする場合がほとんどです。まずは、「あなた」に聞かれた質問に対して答えなければいけません。正確にまとめた内容で、答えられるにすぎませんが、そこはあまり考え込まず、自分の言葉で丁寧に質問に答えましょう。

そこで、よく聞かれる質問を具体的に挙げていきます。転職理由は一番に聞かれるでしょう。さらに「なぜウチの病院で働こうと思ったのですか?」「なぜ、看護師になろうと思ったのですか?」このふたつの質問は、ほぼ必ず聞かれると思ってください。

後は、いわゆる自身の「看護観」も聞かれることが多いです。さらに、今まで看護師を経験してきた中で、学んだことやその具体的な事例を聞かれる場合もあります。長所・短所趣味・特技についても聞かれます。これらの質問は看護師の転職における面接に限ったことではありません。一般的にもよく聞かれる内容です。客観的に自分を評価できているかどうかを確認するには、最も分かりやすい質問です。趣味・特技を介して看護師にプラスαの要素や能力があれば、それは転職先でも人間関係を潤滑に保つために役立つかもしれません。これらを備えた人材なら面接者にとっては魅力的です。

また、看護師として、大切なもの・大切なことは何か?これも質問されやすい内容です。仕事を続けていく中で、自分の中のモチベーション的な要素は大切です。さらに今後、看護師として自分自身はどうありたいか?などの質問が聞かれることもあります。

私自身が、もし面接者であれば「ストレス発散方法はありますか?」「自分がやりたい仕事に対して、応援してくれる友人や家族はいますか?」などの質問を加えたいです。職業柄、やはり女性が多い環境です。何かと煩わしいこともよく起きます。それに対してとらわれすぎず、上手に気分転換を行い仕事に向き合うことができるか?などを確認したいです。

仕事をする中で、困難なことや逆境におかれることも出てくると思います。ひとりよがりの看護はできません。相談できる人がいる、自分側に立って応援してくれる存在がいるということはすごく大切です。
3.面接でどういったことを質問したらよいのか?
一通り、面接担当者からの質問が終わると、その後で「何か質問はありますか?」「確認したいこと・聞いておきたいことはありますか?」などと声を掛けられます。業務内容や教育体制などが一番気になる所でしょうから、これらの内容を中心に質問を行うとよいです。

具体的には、どの時期から夜勤に入るのか?どの時期まで、指導者は付いてもらえるのか?担当する患者さんの人数はどれくらいなのか?などが挙げられます。

これらは、病棟勤務を行うという前提の質問内容ですが、前述したように業務内容を具体的に聞く内容にすると質問しやすいでしょう。自分自身が、転職した場合に何かやりたいことがあるなら、その分野についての看護実績などを質問してもよいでしょう。
4.自分のセールスポイントを上手く伝えるには?
「志望動機=やる気」をしっかりと伝えるとおのずと、自分がセールスしたい箇所を上手く伝えられます。具体的に言えば、自分は今までの経験の中で、この分野に自信を持っているからこれらを生かして、転職先が決まった際には看護に励みたいなどと、インパクトを付けて最初に話すとよいでしょう。面接は一番緊張すると思いますが、反対に言えば一番自分自身をアピールできる機会でもあります。たくさん話す必要はありません。うまくまとめて、「やる気」をアピールしましょう。
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