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後悔しない看護師転職5つのポイント

3.いよいよ開始!転職活動!

ライター:紫城 柚美
いざ転職活動を開始すると、さまざまな問題に遭遇します。でも、事前知識や対処法を知っていれば順調に転職活動ができます。順を追って整理してみましょう。
1.転職の目的
看護師で転職する人の理由はさまざまです。職場環境や人間関係・待遇・給料に対しての後ろ向きの理由や、スキルアップをして別の仕事に就きたいという前向きな理由などです。

「なんとなく」という思いだけで転職活動を始めるのはやめた方がいいです。なぜなら実際に、転職をして働き始めると「こんなはずじゃなかった」と思うことが多いからです。「なんとなく」という理由だと、目的意識が曖昧なため、転職先でのギャップに後悔するのです。辞める理由を明確にすることで自分自身を見つめ直せます。それに転職先の病院を探す際、比較の基準をそこに持っていけばいいので、いろんな求人情報を見ても惑わされなくなります。

以上のことを踏まえ、もう一度、辞める理由(転職する目的)を自分の中で確認してみましょう。
2.情報収集は効率的に!
転職活動をする場合は、まず情報収集が必要不可欠です。自分自身に最適な求人情報を得るためには情報雑誌、新聞の広告、知人からの紹介などがあります。さらに、ハローワークには日本看護協会が窓口の「ナースバンク(看護師専門の無料の職業紹介所)」があります。

しかし、看護師の仕事は、24時間交代制のところが多く、休日が不規則なため、働きながら転職活動を行うのは大変です。そこで、活用するのがインターネットで、24時間いつでも情報収集ができます。看護師の求人情報に特化して情報提供を行っているサイトもあり、理想の職場が探せます。

また、転職サイトに必要事項を登録すると、自分の希望する求人情報が電子メールで届きます。このように、サイトの会員登録を利用することで、時間をかけずに情報収集&転職活動ができます。

応募方法は、通常応募と人材紹介会社の利用の2通りあります。通常応募は自分が情報収集をするため、時間はかかりますが、幅広くいろんな会社を探せます。人材紹介会社を利用すると、仕事の紹介をしてもらえるうえ、給与などの待遇面の交渉も代行してもらえます。

しかし、採用企業に年収の20%〜30%程度の紹介手数料が発生するため、通常応募より採用基準のハードルが高いです。それと、人材紹介を利用していない求人は紹介してもらえないデメリットがあります。

自分に合った方法で応募しましょう!
3.スケジュールを決める
看護師が転職をする場合に限りませんが、転職は入念な下準備が必要になります。まずは、転職の時期を最初に決めましょう。そうすることで、転職活動を計画的に進めることができます。転職の時期として自分の都合はもちろんですが、職場の都合も考えた方がよりベストです。

しかし、資格取得の期間やその試験等の関係で、その時期を逃したら困るという場合もあります。また、さまざまなことを考慮した上でも、転職する時期が職場と折が合わない場合もあります。余裕を持って転職する時期を決めましょう。

他にも、転職をすると、最初の給料が口座に振り込まれるまでに一定の期間が必要なため、その時期の収入がゼロになる場合もあります。さらに、転職をする際には雇用保険や厚生年金といった手続きがあるので、時間の余裕を持っておくことがとても大切です。

このように、転職する目的がしっかりしていて、時期も明確になっていれば何の心配もなく転職活動ができます。じっくり検討して頑張ってください。
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